丸芭呂具。~犬2、猫1、ヒト2の日々~

犬はラブ、猫は白黒、ヒトは地味。――初めての方はカテゴリの「はじめに」からどうぞ――

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戻っておいで。

今日は自閉症の女の子の話しです。



去年1年間、私たちは毎日のように、その子と一緒でした。


とてもとても可愛らしい子で、私たちはその子に夢中に
なりました。


可愛らしいというのは、単に仕草や性格のことではなく、
その子への援助への難しさが一番大きなもので、

だからこそ、よけいに「可愛くてたまらない」という気持ちに
させられていたのだと思います。



この春、その子は私たちの手もとを離れていきます。


もう小学校の高学年、体も大きくなり抱っこするような年では
ないのですが、

ここ最近私は、時間があればその子をひざの上に乗せて、
ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう抱きしめていました。



こだわりから出てくる発語やこだわりがほとんどで、
いわゆる「一般的な言葉のやり取り」は難しい子でした。


先日、私はまたその子をひざの上にのせてぎゅうぎゅう
抱きしめていました。


「〇ちゃん。イヤになったらイヤだっていうんだよ。
 イヤになったら戻っておいで。」


可愛くて可愛くてたまらなくて、
顔と顔をくっつけて、
小さい声で誰にも聞こえないように、
言ったつもりでいたのですが、

普段、なかなか言葉でのやり取りができないその子が

「ホッペニチューダネ。」

と言ってきました。





本当に、

私たちには、

何の力もなくて、

ただ抱きしめて、

たくさんの言葉をかけることしか、


結局はできなかったのかなあ、と。











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COMMENT
鍵コメさま。
ありがとうございます。
大泣きしました。
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